2010-07-24から1日間の記事一覧

「大隅隼人」の「大隅」について

日本書紀(天武天皇十一年)において、「阿多隼人」と「大隅隼人」は、相撲をとる。負けの立場は「阿多隼人」、勝ちの立場は「大隅隼人」。したがって、同日の前項で述べたように、「隼人・曽婆加理」(山田之曽富騰)は、「阿多隼人」に相当する。 ところが…

角界の源流を探る(1)──「久延毘古」考──

日本書紀の垂仁天皇七年「秋七月己巳朔乙亥」(7月7日)の箇所に、今日の相撲のルーツに当たる事柄が載るが、ここで「相撲」が「捔力」に作られるのは、いわゆる月宿傍通暦(http://d.hatena.ne.jp/ywrqa/20090821/1250811501)において、「7月7日」が【角】…